エアコンをつけても足元が寒い!10の対策を解説│原因も確認して快適な住環境を実現
「エアコンをつけても足元が寒い!」
このような悩みを抱える方は少なくありません。
そこで本記事では、エアコンをつけても足元が寒い場合の具体的な対策を紹介します。
寒さを根本的に解決できる対策のほか、気軽に取り組める対策についても紹介しますので、住まいの住環境に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
このコラムのポイント |
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エアコンをつけても寒い原因は?
はじめに、エアコンをつけても寒さを感じるのはどうしてなのか、主な理由を紹介します。
エアコンの設定温度が低い
エアコンをつけても、暖房の設定温度が低い場合は部屋が十分に温まらない場合があります。
節電目的で低くしている場合、設定温度を上げることをおすすめします。
部屋の上下で温度差がある
頭と足、部屋の上下で温度差がある場合も寒さを感じられます。
空気には温まると上昇し、冷たくなると下降する性質があることから温度差が生じます。
窓近くから冷気が入る
窓を閉めている場合でも、窓の性能が低い場合は外部の冷気が伝わることがあります。
コールドドラフトとも呼ばれる、足元に向かって冷気が吹き込む現象も足元を冷やす一因です。
湿度が低く体感温度が低下する
湿度が低いことも足元が寒く感じる原因になります。
湿度が低いと体感温度も低くなりますので、湿度を高める対策も重要です。
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エアコンをつけても足元が寒い「根本的な対策」
このように、エアコンをつけても足元から寒さを感じる場合があります。
根本的に原因を解決するためには、次の4つの方法を検討しましょう。
- 断熱材の交換・追加
- 窓の交換
- ガラスの交換
- 二重窓の設置
(1)断熱材の交換・追加
1つ目は、断熱材の交換や追加です。
壁の中には外気を遮断する目的で断熱材が入っていますが、長期間使用し続けると劣化を起こし断熱効果がなくなることも。
古い家の場合は天井や床下に断熱材が入っていないケースもありますので、この場合は断熱材を追加するだけで足元や天井からの冷えを改善できる可能性があります。
(2)窓の交換
2つ目は、窓枠ごと窓を交換することです。
古い家では、アルミサッシなど断熱性が低い建材が利用されるケースがあります。
アルミは熱を通しやすく窓辺から足元へ冷気が侵入する要因になりますので、窓の交換は寒さ対策に効果的です。
〈関連コラム〉
【アルミサッシで寒い!どうして?】寒さ対策の方法を解説│DIYで断熱する方法やアルミの問題点も紹介
(3)ガラスの交換
3つ目は、ガラスの交換です。
窓枠が樹脂サッシなどの場合でも、ガラスの断熱性能が低い場合、熱の侵入経路となるケースがあります。
ペアガラスやトリプルガラス、Low-Eガラスなど、遮熱性や断熱性が高いガラスに交換することで、足元からの冷えを改善できる可能性があります。
〈関連コラム〉
本気で結露・断熱対策をお考えの方へ│真空ガラススペーシアの紹介
(4)二重窓の設置
4つ目は、二重窓の設置です。
二重窓とは、既存の窓の内側にもう一枚窓を設置する工法です。
既存の窓と新設の窓との間に大きな空気の層ができますので、断熱効果によって足元の冷えを改善できます。
冬場の家の熱損失は、58%が窓から生じるとされています。
窓の断熱対策で「エアコンをつけても足元が寒い」という事態を避けましょう。
首都圏でこうしたお悩みを抱えている方は、窓やガラスの交換リフォームをしている株式会社MAC(マック)まで、お気軽にご相談ください。
エアコンをつけても足元が寒い「気軽にできる対策」
ここまで根本的に取れる寒さ対策を紹介しましたが、一定の費用が必要な点が問題です。
そこで、気軽に取れる対策についても紹介します。
- エアコンの設定温度、風量を上げる
- サーキュレーター・シーリングファンを利用する
- 長め、厚手のカーテンを設置する
- 加湿器などで湿度を上げる
- ヒーターなど局所暖房を利用する
- 窓周りの細かな対策を加える
(5)エアコンの設定温度、風量を上げる
5つ目の寒さ対策は、エアコンの設定温度や風量を上げることです。
設定温度や風量を上げることで、空気を温め撹拌できますので、足元の冷えを解消できる可能性があります。
また、足元に風が吹くよう風向を調節することも効果的です。
(6)サーキュレーター・シーリングファンを利用する
6つ目は、サーキュレーターやシーリングファンを利用することです。
エアコンの風量、風向と同様に、空気を撹拌する効果を期待できます。
かかる電気代も少なく、足元の寒さを軽減する目的で高い効果を発揮します。
(7)長め、厚手のカーテンを設置する
7つ目は、長めで厚手のカーテンを設置することです。
カーテンがあることで窓辺から室内に侵入する、冷たい空気を遮断する効果を期待できます。
特に長め、厚手にすることで効果を高められます。
また、遮熱効果を持つカーテンもありますので、製品の特徴を把握した上で選択することが重要です。
〈関連コラム〉
二重窓(内窓)にカーテンはいらないのか|取り付ける効果や後悔しないためのポイントも解説
(8)加湿器などで湿度を上げる
8つ目は、加湿器などを利用して湿度を高めることです。
体感温度は、湿度が下がると低くなり、湿度が上がると高くなります。
加湿器などを活用して室内の湿度を高めれば、体感温度を高めることにつながります。
また、加湿器は気流を生み出しますので、空気を撹拌する効果もメリットです。
(9)ヒーターなど局所暖房を利用する
9つ目は、ヒーターなどの局所暖房を利用することです。
キッチンに立っているときなど、小さな範囲を暖房する目的で局所暖房は最適です。
手元や足元など、温めたい対象をピンポイントで加温できる点もメリットといえます。
(10)窓周りの細かな対策を加える
10個目は、次のような窓まわりの細かな対策を取ることです。
- 断熱シートの貼り付け
- 隙間テープの貼り付け
- 緩衝材などの貼り付け
- 窓枠へのプラダンの貼り付け
費用を抑えて断熱対策を取れますので、窓辺からの寒さが気になる方は試してみましょう。
〈関連コラム〉
DIYで窓の断熱をする方法|プラダンを貼る、断熱カーテンを設置するなど
こうした対策を施すことで足元の寒さを軽減できますが、お部屋全体の足元の寒さを解消することは困難です。
部屋全体の寒さ対策を検討している方は、断熱材の追加や交換、高性能な窓の導入をおすすめします。
首都圏で寒さにお悩みの方は株式会社MAC(マック)まで、お気軽にご相談ください。
窓・ガラスの交換、その他のメリット
〈施工事例〉千葉県富津市窓交換リフォーム工事
足元の寒さを一挙に解決できる可能性がある、窓やガラスの交換には、次のとおりその他のメリットもありますので紹介します。
- 結露の発生量が減り、カビやダニ予防になる
- ヒートショック対策になり健康に好影響
- 断熱性の向上で光熱費を削減できる
- 防音性能が高まり静かな住環境になる
- 防犯性が高まり安心できる暮らしに
- 窓の開閉がしやすくなりストレスが減る
- Low-Eガラスの利用などで紫外線をカットできる
- 古くなった外観を一新できる
中でも、ヒートショック対策になる点や、カビ、ダニの予防になる点は住む方の健康にプラスになる効果です。
「部屋の中でも温度差があって不快」「冬場に窓辺の結露を拭き取るのが大変で、カビも発生している」こうした悩みを抱えている方は、窓やガラスの交換リフォームをおすすめします。
首都圏で窓・ガラスの交換リフォームを検討中の方は、株式会社MAC(マック)まで、お気軽にご相談ください。
自社施工で安価、高品質な窓リフォームをお約束致します。
まとめ
「エアコンをつけても足元が寒い」このようにお悩みの方に向けて、10の対策を紹介しました。
エアコンの設定温度の変更やサーキュレーターの導入など、気軽に取れる対策もありますので試してみましょう。
また、試した結果足元からの寒さが軽減されない場合は、断熱リフォームや窓リフォームによる根本的な原因の解決をおすすめします。
首都圏で温熱環境に悩んでいる方は株式会社MAC(マック)まで、お気軽にご相談ください。