窓枠からの雨漏りは経年劣化が主な原因|セルフ診断の方法や効果的な対策を解説

窓枠からの雨漏りは経年劣化が主な原因|セルフ診断の方法や効果的な対策を解説

窓枠からの雨漏りを発見すると、「このまま放っておいて大丈夫かな…」と不安になりますよね。

特に築年数の経った住宅では、気づかないうちに雨水が内部に入り込み、壁や床に深刻なダメージを与えるケースもあります。

今回は、リフォームの専門会社『ゼロハーモニー(株式会社MAC(マック))』が、窓枠からの雨漏りの主な原因やセルフ診断の方法、応急処置のやり方、修理費用の目安までをわかりやすく解説します。

 

首都圏で窓まわりの雨漏りにお悩みの方は、実績と信頼のあるゼロハーモニー(株式会社MAC(マック))へぜひご相談ください。

お住まいの状態やご予算に合わせて、最適な対策をご提案いたします

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窓枠から雨漏りする主な原因

窓枠から雨漏りする主な原因

窓枠からの雨漏りは、主にコーキングの劣化やサッシの歪み、施工不良などが原因です。

見た目に異常がなくても、内部で静かに進行しているケースも多く、気づいた時には大きな修理が必要になることもあります。

以下で具体的な原因を見ていきましょう。

サッシ周辺のコーキングのひび割れ

コーキングとは、窓枠と壁のすき間を埋めている防水材です。

コーキングが紫外線や風雨の影響で硬くなり、ひび割れることで、そこから雨水が浸入します。

築年数が10年を超える住宅では、特に多く見られる現象です。

放置しておくと室内の壁や床が腐食する原因にもなるため、早期の補修が重要です。

窓のサッシについての詳細は、こちらの記事で確認できます。

〈関連ページ〉

窓・ドアの『サッシ』とは?どこを指すのか、サッシの種類や特徴も分かりやすく解説

アルミサッシの歪みと経年劣化

アルミサッシも長年使っていると、地震や気温差の影響で少しずつ歪みが生じます

目立たなくてもすき間ができれば、そこから水が入り込むリスクが高まります。

見た目は変わらなくても、開閉がスムーズでないときは内部で歪みが生じている可能性が高いです。

そのため、違和感を感じた際は早めの点検をおすすめします。

外壁と窓枠の境目の施工不良

新築やリフォーム時に、外壁と窓枠が接する境目の施工が不十分だった場合、そこから雨水が入り込むことがあります。

境目の接合部分は構造が複雑で、防水処理が甘いと雨の通り道になってしまうのです。

外観に問題が見当たらなくても、雨の日にじわじわと水が染み込んでくるようなら、接合部分の不備を疑ってみましょう。

雨漏りの原因を特定するセルフ診断3ステップ

雨漏りの原因を特定するセルフ診断3ステップ

「もしかして雨漏りかも…」と感じたときは、以下の3つのステップで簡易診断をすることが可能です。

ご自身で確認できる範囲をチェックしておくことで、専門業者に相談する際にも役立ちます

室内側|壁紙の浮き・カビをチェック

室内で確認すべきサインは、壁紙の浮きやカビの発生です。

これらは湿気が内部に入り込んでいる証拠で、すでに雨漏りが進行している可能性があります。

窓の上部や四隅を手で触れてみて、ふわっと浮いた感触があれば、内側に水が回っている恐れがあります。

窓のゴムパッキンにカビが発生している場合は、こちらの記事もご確認ください。

〈関連ページ〉

窓のゴムパッキンのカビ取り方法 |取れない場合の対処法や作業上の注意点も紹介

室外側|コーキングの剥がれ・すき間を確認

外側では、コーキングのひび割れや剥がれ、すき間がないかを確認します。

明らかな変色や硬化した状態が見られれば、それは劣化のサインです。

少しのすき間でも、集中豪雨などの際に水が浸入してしまうため、気づいたらすぐに対処することが被害を広げないポイントです。

散水テストで雨漏りの経路を特定

散水テストは、雨の日の状況を再現して、雨水がどこから浸入しているかを確認する方法です。

ホースを使って窓枠や外壁との境目に水をかけ、室内側で水漏れや湿り気が現れるかどうかを観察します。

水をかける順番を少しずつ変えながら行うと、浸水箇所をより正確に特定できます。

ただし、水量を多くしすぎたり長時間かけすぎると、建物に負担をかける可能性があるため注意が必要です。

作業後は濡れた箇所を写真に撮り、専門業者に見せるとスムーズな調査につながります。

【原因別】窓枠の雨漏り対策DIY|自分でできる応急処置

【原因別】窓枠の雨漏り対策DIY|自分でできる応急処置

ここからは、自宅でできる応急処置の方法と注意点について詳しく解説します。

軽度の雨漏りであれば、自分で応急処置をすることも可能です。

コーキングのひび割れや小さなすき間であれば、ホームセンターなどで手に入る補修用品でも対処できます。

コーキング補修のやり方

コーキング材は、ホームセンターやネット通販で簡単に手に入ります。

補修の際は、まず劣化したコーキングを丁寧にカッターなどで剥がし取って汚れやカビを落とし、乾燥した状態で新しいコーキング材を充填します。

すき間をしっかり埋めるように入れたあと、ヘラや指でなめらかに均一にならすのがポイントです。

作業後もしっかり乾燥させましょう

防水テープの貼り方

防水テープは、すぐに補修したいときや、コーキング材が使えない場合に便利です。

例えば、コーキング作業に使う道具が揃わないとき・コーキング作業がしにくい場所・雨が降りそうなときなどに向いています。

貼る前は、貼る面をよく乾かし、ホコリや汚れをしっかり拭き取りましょう。

一方向に空気を逃がすように丁寧に貼り、端までしっかり密着させるのがポイントです。

テープは雨水が流れる向きに沿って貼ると効果的です。

防水テープは一時的な対処法なので、後日コーキング補修を行うか、専門業者に相談しましょう。

応急処置のNG例と安全対策

応急処置でよくある失敗は、ビニールやテープで窓全体を覆い密閉してしまうことです。

これにより湿気がこもり、内部にカビが発生しやすくなります

また、濡れたままの箇所にコーキング材を塗ると、しっかり接着せず短期間で剥がれてしまいます。

補修は必ず乾燥した状態で行いましょう。

作業時は転倒防止のため、明るい日中に安定した足場での作業を心がけてください。

難しいと感じたら無理せず専門業者に相談しましょう

DIYでは解決できないケースもある

雨漏りの原因が壁の内部や構造部分に及んでいる場合、自力での対処は難しくなります。

見えない部分に水が回っていると、表面の補修だけでは再発を防げません

そうしたときは、早めに信頼できる専門業者へ相談することが重要です。

首都圏で窓まわりの雨漏り修理をご検討中の方は、実績豊富なゼロハーモニー(株式会社MAC(マック))へご相談ください。

現地調査から最適な修理提案まで、迅速かつ丁寧に対応いたします

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専門業者に雨漏り修理を依頼する際の費用相場

専門業者に雨漏り修理を依頼する際の費用相場

ここからは、専門業者に窓の雨漏り修理を依頼する際の費用相場について解説します。

以下に、代表的な修理内容ごとに費用の目安をまとめました。

修理内容 費用の目安(税抜)
コーキング打ち直し 1万〜5万円程度
サッシ交換 5万〜25万円程度
窓枠まわりの外壁補修 5万〜150万円程度
雨漏り調査(散水・赤外線など) 3万〜30万円程度

上記はあくまで目安であり、実際の費用は、窓の状態や使用する材料、施工する業者によって異なるため注意してください。

それぞれの修理内容について詳しく解説します。

コーキング打ち直し

コーキング打ち直しとは、古くなったコーキングを取り除き、新たに防水材を打ち直す方法です。

費用はおおよそ1万〜5万円程度で、作業面積によって上下します。

短時間で施工可能なため、最初の対処法としておすすめです。

サッシ交換

サッシに歪みや腐食がある場合は交換が必要で、費用は5万〜25万円が目安です。

サッシ交換と同時に、ガラスを複層ガラスへ交換すれば、断熱性や防音性の向上も期待できます。

ガラス交換も含めて検討したい方は、こちらの記事もご確認ください。

〈関連ページ〉

ペアガラスとトリプルガラスの違いを比較|どっちがいいか判断する際のポイントも解説

窓枠まわりの外壁補修工事

窓枠まわりの外壁補修工事は、外壁の状況によって工事内容が異なります

そのため、費用の目安は5万〜150万円程度と幅があります。

足場の設置や内部補修が必要になるなど、大がかりな工事が見込まれる場合は、余裕をもって予算を設定しておきましょう。

雨漏り調査

専門業者に雨漏りの調査を依頼することも可能で、費用は3万〜30万円程度が一般的です。

雨漏り調査には「散水調査」や「赤外線調査」などの方法があります。

散水調査は実際に水をかけて漏水を再現し、赤外線調査は建物の温度変化を可視化して浸水経路を特定します。

火災保険が適用される場合も

雨漏りの原因が自然災害の場合は、火災保険が適用される可能性があります。

火災保険の対象になるかどうかは、契約内容や原因によって異なるため、まずは加入している保険会社に確認しましょう。

窓枠からの雨漏りを防ぐ定期メンテナンス

窓枠からの雨漏りを防ぐ定期メンテナンス

日ごろの点検とメンテナンスで、未然に雨漏りを防ぐことも可能です。

以下の習慣を取り入れてみましょう。

定期点検のスケジュールを立てる

雨漏りを発見しやすいように、点検のスケジュールを立てておくのがおすすめです。

年に1〜2回、雨の影響が少ない梅雨前や台風シーズン前に点検を行うのが理想的です。

窓まわりのコーキングの状態、サッシの歪み、カビの有無などをチェックしましょう。

コーキングの寿命と交換サイクル

コーキングの寿命は、一般的に7〜10年です。

劣化が進むと見た目にもわかるので、ひび割れや剥離を見つけたら、早めに交換・補修をするようにしましょう。

環境別メンテナンスのコツ

海沿いや豪雪地帯など、過酷な環境下では窓枠やサッシ、コーキングの劣化が早まります。

このような地域では耐候性の高い材料を使い、メンテナンス頻度も少し高めに設定しましょう。

ただし、定期的にメンテナンスをしていても、自力での応急処置には限界があることも多いです。

首都圏で窓枠からの雨漏りにお困りの方は、リフォームの専門会社『ゼロハーモニー(株式会社MAC(マック))』にぜひご相談ください。

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まとめ

今回の記事では、窓枠からの雨漏りに関する主な原因やセルフチェックの方法、DIYでの応急処置から専門業者による修理費用の相場までを詳しく紹介しました。

窓枠からの雨漏りは、放置することで壁の腐食やカビの発生など、住宅全体への影響につながる深刻なトラブルです。

この記事を参考にご自宅に合った対策を取り、快適な暮らしにつなげていただければ幸いです。

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